フィジカルコンピューティング
先日時報代わりに構築した時に使ったのはRaspberry Pi B+でしたが、このようなハードウェアとそこに構築するソフトウェアを用いて物理的な現実世界とやりとりを行うシステムを構築することをフィジカルコンピューティング(Physical Computing)と呼ぶそうです。
組み込みシステムをやっている(いた)人にとっては「へぇ〜、そう呼ぶんだ、今は」ぐらいの感覚なのでしょうが、コンピュータと言えばパソコンでディスプレイやキーボード、ハードディスクなどがついていてあたりまえの世界で過ごしてきた人たちにとってはパソコンとは呼べない小さなシステム・ハードウェアで様々な事がこの小さなボードでできるのは新鮮なのかもしれません。
Lunux系のOSが搭載されて、ほぼワンボードPCといっても間違いではないRaspberry Piとくらべてもっと原始的な裸のマイクロプロセッサともいえるのがこのArduino(左側)。USB経由で搭載しているマイクロプロセッサのATMega328にプログラミングできます。入出力はマイクロプロセッサの端子から直接繋がっているのでほぼ裸の状態。外部回路を工夫しないと簡単に壊れてしまいますね(苦笑)。
今回はEthernetにつなぐためのシールド(拡張基板/右側)をつないでみようと思います。ボードは中華製の互換品なので、Aruduinoのロゴもありませんし純正Ethernetシールドとは異なりいろいろと必要な手順が多そうですがスケッチによってはそのままで手を入れる必要も無く動作確認できました。
チープなボードですのでベンダIDも取得していないらしく、EthernetのMACアドレスが振られていないのでローカルアドレスを適当に振る必要があるようです。
何をするかまだ決まっていませんが、センサー類(気温、湿度、気圧など)をつないでネットワーク経由で見る事ができるようになればと思っています。
最近の流行だとロボットの制御なんかなんでしょうけど。
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