FRISK工作

世の中、小さいケースに情熱を燃やす人がいて、そのままであれば中身を食べた後は捨ててしまう清涼菓子のケースを利用して電子工作の作品を組み込むという人たちがいます。

海外だとミント缶(ALTOIDS)が有名なのですが、日本ではフリスク(FRISK)のケースに組み込む人が多くいて、「FRISK工作」と呼ぶそうです。

USB-DAC ヘッドホンアンプ

これは書籍の付録についていたUSB-DACヘッドホンアンプの基板なのですが、ご覧の通りFRISK(旧型)のケースに収まるサイズに作ってあります。さすがに外部インターフェースのための穴開けは必要ですが、表面実装とチップ部品を使い、このコンパクトサイズに収めるような設計がされています。
基板の回路はスタンダードなUSB-DACの構成で、テキサスインスツルメンツ(バー・ブラウン・ブランド)のPCM2704Cが使われています。このDACはデバイスドライバ不要でUSB直結ができ、48kHzまでのサンプリングレートに対応し、ヘッドホン駆動可能なラインアウト出力が取出せるオールインワンタイプなためポータブル機器等にも多数使用されている実績のあるデバイスで、結構良い音で鳴るので大変実用的です。

付録のモジュールは完成品ではありますが、工作キットや電子部品と同じ扱いなので部品を取り替えたり等の改造可能は自由ですし、他の機器に組み込む事もできます。このあたりはメーカー保証のついている市販品とは違う点ですね。

手元に何個かケースを残していますので(笑)、なにか工作品となるものを見繕って組み込んでみようと思います。

(電子工作部)

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「FRISK工作」への2件のフィードバック

    1. コメント頂きありがとうございます。

      確かにFRISKは辛い(痛い)ですね!
      開封してからだらだら食べて行くとミントが抜けるのかあまり辛く無くなってしまいますので、そこが狙い目(笑)かもしれません。

      MINTIA、ケースは大きいのですが厚みが足りず基板が入らないのです(表面実装ならギリギリかも)。