スマート・スピーカー

GoogleやらAmazonで製品化しているスマート・スピーカーを自作できるキットを手に入れました。


付録基板+AIスピーカーKIT

雑誌「トランジスタ技術2018年3月号」の付録基板とそこに実装する部品一式のセット(共立電子産業から発売中)です。
基板上に自分でセットの部品をハンダ付け実装し、ファームウェアをmicroSDカードに書込み、環境を構築してネットワークに繋げばGoogle AssistantやAmazon AlexaなどのAIクラウドとやり取りを行う事でスマート・スピーカーとして利用できます。またIBM Watsonと接続する事で高度な自然言語処理とビッグデータをバックに持つことで得られる情報探索なども行う事が可能。

ベースになるのは以前に購入していたRaspberry Pi 3。実際にRaspberry PiをベースにしたGoogle AIY Voice Kitという商品が販売されていて簡単に”OK Google”と言えば応えてくれるGoogle Assistantが自作できるという環境はすでにありましたが、それをそのまま使うのは物作り派としてはちょっと物足りないと思っていたところ、トランジスタ技術に付録基板と特集記事で掲載があった事で手を出してしまいました。
技術系雑誌としてとり上げるからには電子部品の特徴への理解やGoogleやAmazon、IBMなどのクラウドサービスに対するシステムの仕組みや利用法、構築方法等を修得するのが目的となっています。

ですのでファームウェアの書込み、利用するAPIの選択と環境構築、音声を含む入出力デバイスとのやり取り、センサー類のデータ取得等の多岐にわたる内容を把握してシステム構築を行う必要があります。

Google Home miniを購入するより高いコストを支払う事になるのですが作るのが目的ですので、そこは目をつぶって知らない事に(笑)。
まずは基板の製作完成を目指します。

(電子工作部)

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